マスコミがネットワークビジネスをたたくのは○○だから
毎日新聞の記事がおかしいので書きました。
「おかしい」とは「ヘンだ」と「可笑しい」の両方です。
なぜマスコミはこぞってネットワークビジネスを必要以上に、また盛り気味にたたくのか?
まっとうで真面目なネットワーカーとして、いささか腹が立ちあきれるのです。
結論を先に申し上げます。
その理由は、ネットワークビジネスは広告を打たないからです。
そのために本音ではこの世から抹殺したいのでしょう。
彼らからすればネットワークビジネスはこの世にあってはならない存在、目の仇?
でも、広告しているネットワークビジネス主宰会社はごく少ないですがありますね。
例えばミキプルーンの三基商事株式会社です。
タレントを使った広告をTVで見ますよね。
ミキプルーンの三基商事株式会社がマルチの会社だとは知る人ぞ知るですね。
以前ナチュラリープラスが大相撲の懸賞を出しているのを見ました。
これも不特定多数にアピールする広告の一種です。
ロゴマークを大きく入れた垂幕を持って、呼出しさんが土俵を廻ります。
ただ、知らない人にとっては何の会社だかわからないでしょう。
ナチュラリープラスさんの真意はわかりませんが、これはお客に対する広告というより会員をフォローする目的が大きいのだと思います。
会員はこれを見て「うちの会社は凄い!よーし頑張るぞ!ごっつぁんです!」と思うかもしれません。
<マルチ2世>心操る「勧誘マニュアル」の中身 マルチ企業が会員向けに作成
YAHOOニュース6/17(月) 5:30配信
毎日新聞
「電話は1分」「相手の不安を会話に入れる」――。強引な勧誘がしばしば問題となっているマルチ商法を巡り、毎日新聞はある企業が作成した勧誘マニュアルを入手した。
マニュアルは化粧品や健康食品などを扱う大手マルチ企業の一つが会員に配布したもの。いかに相手をその気にさせて、マルチビジネスに抱き込むか。最後の一押しとなる「クロージング」の手順には、こんなことが書かれていた。
まずは「例えば、今より○万円収入が増えたらうれしくないですか? ビジネスを本気でやってみませんか」と切り出す。コツは「間を置かずにお金とビジネスをセットで誘うこと」。
次は相手の反応次第で、話をどう進めるか決める選択式だ。「興味がある」なら、「○万円あったらいいですよね。○○さんは(人柄を入れる)なので一緒に頑張ってみましょう!!」
「お金は欲しいけど無理」などと否定的な反応だったら、「そうですよね。私も初めはそう思っていました」と相手の意見を受け入れる。その上で「でもね、一緒に頑張ってみましょう」。いったん相手の意見を肯定して心を開かせる「イエス・バット法」というテクニックだ。
それでも渋っている場合は、「無理にとは言わないですが、○○さんと同じような境遇の人で成功している人がいるので、一度会ってみましょう」。「境遇」の部分には「子育てへの不安など、相手の境遇を具体的に入れる」とあった。
どんなペースで連絡を取るかも指南する。製品が届いた日は「電話は1分」「使い心地がいいでしょ、などとプラスの表現」。3日目は「玄関先で10分」「味がよくないよね、などとあえて製品の不具合を聞く」といった具合だ。
長年、マルチ企業の会員だった女性は「どの社もだいたい同じ」と明かす。マルチ商法に疑問を感じて退会した後、多くの会員やその親族からの相談に応じてきた。「マニュアル通りにやれば必ず成功すると信じ込まされ、次第に自分で判断できなくなるんです」
マルチ商法は合法だが、特定商取引法の規制対象になる。2022年には業界大手が社名や目的を言わずに勧誘したとして、消費者庁から6カ月の取引停止命令を受けた。
女性によると、最近は各社とも警戒して文書などには残さないものの、違法すれすれのノウハウは現場で引き継がれているという。
ある会員は収入を聞かれた場合、「月100万円あったらうれしいですよね」などと答えるように教わった。会員を集めた勉強会で、健康食品の効能を「言ってはダメだけど、実はがんを予防する」と説明されたケースも。だが、勧誘トークに利用することは「暗黙の了解」だった。
女性は「企業側は問題が起きた場合、『きちんと指導していたが会員が勝手にやった』と主張し、責任を逃れようとすることが多い」と指摘する。
そこでヤフーニュースで見つけた上の毎日新聞の記事ですが、マニュアルを作って社員教育することは他の業界でも普通にやっています。
接客業、営業、保険勧誘などの新人研修ではマニュアルは必須のツールです。
「勧誘マニュアル」の中に「業界大手が社名や目的を言わずに勧誘したとして、消費者庁から6カ月の取引停止命令を受けた。」と挟んでいて、それは事実ですが、マニュアルの内容とは直接関係ない話です。
マニュアルに「社名や目的を言わずに勧誘しなさい」とは書いていません。
また、「違法すれすれのノウハウ」とありますが具体的には記述されていません。
いかにも読者に違法すれすれ=悪と感じさせる意図が見えます。
「次第に自分で判断できなくなる」の主語は会員なのか勧誘された側なのかわかりません。
どちらにしても、「自分で判断できなくなる」と断定していますが「マニュアル通りにやれば必ず成功する」と言わたら、誰でもそれを鵜呑みにして必ずそうなるわけではないですよね。
会員も誘われた人も幼稚園児ではありません。
「言ってはダメだけど、実はがんを予防する」と説明されたのであれば、言わないのですから違法ではありません。
「がんを予防する」はしっかりしたエビデンスがあるなら内部でなら説明しても差し支えありません。
「暗黙の了解だった。」というのも憶測にすぎないニュアンスで説得力がありません。
「暗黙の了解」とは目に見えないものですから断定などできないでしょう。
「会員が勝手にやった」というのは、これだけは本当です。
会社がやらせてるならその会社は合法のマルチ商法でなく違法な悪徳マルチでありアウトです。
全体に、何とかしてネットワークビジネスを違法、悪のイメージにさせようとする魂胆が見え隠れする表現が散見されます。
中立性・正統性を欠いた内容の記事に見えます。
マニュアルを見つけた!とまるで鬼の首でも取ったように書きたてる、なんか稚拙で滑稽なものに映りませんか?
天下の毎日新聞が、誹謗中傷とまでは言えませんが子供の喧嘩のような挑戦的で淋しい、残念な内容の記事で良いのでしょうか?
◆ネットワークビジネスのイメージが悪すぎる?