◆秀逸な記事とは、ユーザーの検索をそこで終了させるもの
SEOはライターにとって常に頭から離れない問題ですね。
ウェブ関連に携わる人の多くはSEOに悩み、苦しみ、
それは敵なのか味方なのか?
SEOを一度も考えないで過ごす日はないと云ってもいいほどでしょう。
今回は僕がユーザーとして経験した感動的物語です。
ながらく「ボクサーは何故わざわざ減量などするのか?」
という疑問がありました。
検索キーワードは「ボクシング」、「減量」です。
検索結果上位のいくつかのサイト、ブログをあたりました。
●「秀逸な記事はユーザーの検索をそこで終わりにさせる」、というSEOにおける常識を見事に体現させてくれた記事
この記事で僕が長年考察してきた事が正しかった、
という確信を得て大感動、検索終了!
とあいなりました。
その秀逸な記事を抜粋、ご紹介します。
◇◇◇◇◇
引用
「ボクサーは普段から体脂肪率10%台前半をキープしてるのに、何で試合前には更に減量するの?
普段の体重で試合するわけにはいかないの?」
という質問でした。今回は「ボクサーはなぜ減量するのか?」
という質問に対する僕の考えを書いてみたいと思います。「Yahoo!知恵袋」や「教えて!goo」にも
「ボクサーはなぜ減量するのか?」
という質問が結構ありました。ボクサーが減量する理由について、
多くの方が疑問に感じているようです。減量して階級を下げると、対戦相手のパンチ力が下がり、
リーチも短くなる。
要するに階級を下げると相手が弱くなるから、
弱い相手と戦って勝てる可能性を高めるために減量するんだ、
という主旨の回答が多かったです。「勝てる可能性を高めるために減量する」
というのはそうだと思うのですが、
「弱い相手と戦うために減量する」という理由は違います。
弱い相手と戦うために減量するのではないという証明は、
体重制限のないヘビー級のボクサーの大部分でさえ、
試合前には減量をしているという事実を挙げるだけで
十分ではないでしょうか。対戦相手がどうこうではなく、
ボクサーは、自分が一番強い体重で戦うものなのです。普段60キロの選手が、
試合ではスーパーバンタム級(122ポンド=55.34キロ)まで
減量する。
これは、60キロの時の彼より、
減量した55.3キロの時の彼の方が強いからなのです。脂肪は自分の意思で動かす事ができないので、
筋肉にとっては抵抗になります。
脂肪がついた状態とは、筋肉の上にシャツを着ているような状態
と考えてもいいでしょう。シャツを何枚も重ね着した状態よりも、
シャツ一枚の方が速いパンチを打てますし、
その一枚のシャツさえ脱ぎ捨てた方が、
より速くキレのあるパンチが打てるのです。パンチだけでなく、
フットワークも含めた体全体の動きのスピードが向上します。パンチ力は、打ち方が同じなら、ほぼ体重に比例しますので、
60キロの時の方がパンチ力は強いかも知れません。
しかし、60キロの彼のパンチが、
減量してスピードの増した彼に当たる事はまずありません。また、減量するとスタミナが落ちるのでは?
という質問もよく受けます。しかし、エンジン(=筋肉の量)が同じなら、
重いボディーの車と軽いボディーの車、どちらが速く長く走れるか、
考えるまでもないでしょう。ボクサー以上にスタミナが重要なマラソンランナーだって、
レース前にはかなり厳しい減量を行います。適度な減量は、
スピードもスタミナも向上させてくれるものなのです。一番強い自分の姿をお客様に見ていただく。
それが、ボクサーが減量する理由、
試合前の減量が必要な理由だと僕は思います。だから、トレーニングで筋肉がついて体重が増えたら、
階級を上げるべきだと思います。
(ランキングに入ったりタイトルを獲ったりすると、
興行上の事情で簡単には階級を上げられなくなりますが。)僕はそれに気付かず、
無理な減量をして軽い階級の試合に出た事があります。パンチ力はほぼ体重に比例する、と書きましたが、
その試合では軽いはずの対戦相手のパンチをやたら重く感じました
(その相手がハードパンチャーだったわけではありません。
KO率や僕以外との試合を見る限り、
その階級の平均レベル以下のパンチ力だったと思います)。階級を下げると
対戦相手のパンチ力が下がるのは間違いないのですが、
無理な減量は自分の耐久力も落としてしまうんですね。
その試合では耐久力だけでなく、
スピードもスタミナも減量前より落ちていました。プロ失格だったと思います。
この時の僕のように、減量する理由もわからずに、
無理な減量をしているボクサーも多いのですが、
ボクサーが減量する本来の理由は、
自分のベストの状態を試合で見ていただくためです。
自分の一番強い姿で試合に臨むために
プロボクサーは減量をする、
というのが僕の考えです。
◇◇◇◇
(以上、抜粋、引用させていただきました。)
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