◆ネットワークビジネスは、長く生きた経験を活かしてできる生涯 の仕事
今回は漫才師内海桂子さんの生きざまから学ぶ、人生後半戦の楽しみ方、
仕事についてなどをとりあげます。
「生涯学習」という言葉は聞きますがネットワークビジネスは「生涯仕事」、
「生涯ビジネス」といえるものです。
加齢による肉体の衰えは自然の摂理でしょう。
肉体労働では若者にかなう訳がないのです。
そもそも誰にでもできることは資本主義の中では労働価値が低いのです。
高齢といっても頭脳は健在です。生涯続けられる仕事は頭脳労働なのです。
芸人内海桂子さんの記事を引用しながら書いてみます。
以下は毎日新聞記事より引用しています。
今年、95歳になります。
芸人の世界を見ても、まあ、この年で仕事やっている人は、
確かに少なくなりましたねえ。お陰様で正月明けから漫才の舞台に立たせてもらっていたんですが、
1月8日のこと。自宅前で仕事帰りのタクシーから降りた時に
何かにつまずいて、すってんころりんと一回転してしまって。
思わず「痛い!」と、声出してしまいました。5日ほど家で養生したけど痛みが取れないので病院に行ったら、
即入院。左の股関節骨折とかで、それからーカ月近くも入院生活を送ることになりました。
人生でこんなに長い間入院したのは初めてでした。手術は簡単でしたが、その後のリハビリが犬変でね。
24歳年下の主人もずっと病院に泊まり込んでくれたので、
退屈ではなかったけど、
やっぱり外でお仕事ができるのがいいわねえ。先日、退院して、「徹子の部屋」(テレビ朝日系)の収録を終えたぱかりです。
黒柳徹子さんとほ昔からの知り合いでね。2人合わせると満177歳!
でも、ああ、楽しかった。私は人とおしゃべりするのが大好きで。
いくつになっても、人さまから何かを求められているというのは、
本当にありがたいことです。
「人さまから何かを求められている」
それはビジネスの基本だと思うのです。
世の中が求めるもの、
ネットワークビジネスにはそれがあります。
●高齢者とは何か?そんな線引きが
必要なのか?
社会制度的に未成年、成年、という線引きは必要かもしれません。
しかし中年や高齢者という分類が必要なのか、疑問です。
これまで自分のことを「年寄り」と思ったことはありません。
幸い大病もせず、いろんな方から「使われ」、
それに対して「何かの役に立とう」と思って生きてきました。95年も生きているとね、他の人は知らないことを知っているものです。
昭和12(1937)年に日本がどうやって(日中)戦争を始めたか。
18年には満州に慰間に行って現地を見てきてますからね。長く生きてきたものの責任として戦争に限らず、
人生で経験してきたいろんなことを
若い人たちに伝える義務があると思います。今は便利な機械がたくさんあるけど、
やはり人間の言葉で教えることが一番でしょう。
長く生きた人にはそれを伝える義務があるんです。ところが今の社会は65歳とか75歳とかになると、
どんなに元気でも定年にして、
年寄りにさせてしまっている。年寄りも楽をするのが特権みたいなものだと思っている。
とんでもない話ですよ。まだまだ元気で動けるし、若い人の世話もすべきなのに、
まわりがみんな年寄り扱いして、
優しく車イスなんかに乗せてあげたりするもんだから、
自分のことを「年寄りになった」と勘違いしてしまっています。体が動かなくなったのなら仕方ないけども、
65歳とか75歳とかだから「高齢者」というのは、
私にはさっぱり、わかりませんね。どうも今の日本の社会は、
長く生きた人の能力や経験を奪い取って、
この世から片付けようとしているような気がしてなりません。
年齢を重ねたほどその経験を活かし伝えていく、という仕事が
ネットワークビジネスです。
そこには年齢の壁などないのです。
最近、ヅイッターをやっています。
私は小学3年までしか学校には行っていないので
難しいことはできないけど、
苦労して生きてきた分、感性だけはあるわけですよ。私がつぷやいたことを主人が機械に打ち込んでくれて、
それを若い人たちが見て、喜んでくれています。まだまだ社会と「つながってる」という実感がある。
そう簡単には、ぼけたりしませんよ。【聞き手・森忠彦】
人生後半戦ともなると頭脳、肉体、考え方に
個人差が大きく現れますね。
年齢をモノサシにしても全く意味がないと思うのです。
厳しい言い方をすればその差とは
生きざまによって培われた「人間の質」です。
95歳でヅイッターですから、好奇心も旺盛ですね。
そうは言ってもそれなりの年齢で一からパソコンを覚えるのは
効率的ではないかもしれませんね。
しかし<オンラインMLM>なら内海さんのように
フォロワ―さえいればできるのです。
セミナーに動員したり人に会ったりすることもなく
完全在宅でできるということです。
●ネットワークビジネスは仕事を通じて
「人間の質」を高める
ネットワークビジネスと言う仕事は「人間の質」が低いうちは
成功できないようです。
「人間の質」は真剣に仕事を続けるうちに自然に身につくものです。
「人間の質」を高めるには日々の努力しかありません。
継続する力、諦めない心さえあれば
生れつきの才能など必要としないのです。
誰にも指図されず生涯楽しみながら続けられる、
それがネットワークビジネスなのです。
■内海桂子
漫才師 うつみ・けいこ
1922年生まれ。東京・浅草で育つ。
13歳で芸者になり、38年に漫才で初舞台。
50年に内海桂子・好江を結成。
著書「師匠!」など。
2020年没
本来の「ネットワークビジネス」は「インターネット」「ネットビジネス」と無関係