◆ブログ記事数が増えればアクセス数が上がるという思い違い
ブログ記事数とアクセス数の関係について書く前に枕をひとつ。
これは長い間の思い違いだったと最近知り、ショックでした。
こういうことって人に聞いてもらいたくなりますよね。
◇◇◇◇
紫外線対策でサングラスをかける人は多いですね。
そこで何を基準にサングラスを選ぶか、です。
レンズの色が濃いほど紫外線を通さないと思いがちですが
色の濃さは基準になりません。
紫外線透過率が問題なのです。
濃い色のレンズであっても紫外線透過率が高い、
つまり紫外線をあまりカットしないものを使うと
逆に目を傷めてしまう可能性があります。
どういうことかというと、色の濃いレンズでは入って来る光量は減ります。
目は暗いところ(光量が少ない状況)では瞳孔を開いてより多くの光を取り込もうとします。
紫外線透過率が高いということはその光は紫外線は抑えられていません。
ですので裸眼の時よりも開かれた瞳孔に紫外線は多く入って来るとも言えます。
濃い色のサングラスでも紫外線カット機能がなければ
逆効果だということです。
この思い違いは私だけでなくかなり多いらしいです。
前置きがながくなりました。さて本題です。
●「ブログ記事数を増やせばアクセス数が上がる」も
思い違いのひとつ
ブログ初心者がよく言われるのは
「100記事で脱・初心者」ですね。
初心者にしてみれば始めた矢先にいきなり言われたらめげそうな数です。
実際私はめげそうになりました。
ブログをはじめても100記事にも満たず、
あるいは3か月もしないうちに辞める人が大多数といわれて
います。
現実は10記事や30記事でアクセスがくるということはほぼありません。
広い砂浜の中にある一粒の砂より存在感はないでしょう。
目安としてですが100記事まではアクセス数など気にする必要は
ありません。
「100記事からがスタート」ともいえます。
このあたりまではたしかにアクセスのために
記事数が必要と言えます。
しかしこの先は単に記事数を増やせばアクセス数が増える
と思い込むのは間違いです。
実際100記事を超えて、書いても書いてもアクセス数が伸びない
というケースはあります。
●記事数を減らしたらアクセス数が増えた?
アクセスの少ない記事を削除して記事数を減らしたら
アクセス数が増えたという事例もあります。
これはどういうことかというと、
アクセスのない記事をただ増やしてもアクセス数は増えず
逆にサイト全体の足を引っ張るのでは?ということです。
アクセスのない記事とは読まれない記事、価値のない記事
ということですね。
価値がある記事とはユーザーが求める情報を
提供しているものです。
100記事を超えてスタートラインに立ったら
記事数だけにこだわるのは片手落ちだと考えましょう。
●アクセス数アップのために具体的に何をすればいいか
新しい記事を増やすことだけではなくて記事の価値を確かめながら
過去記事の見直しをすることも必要です。
場合によっては思い切って削除するということも考えられます。
クオリティを上げようとしていじるより一から書き直したほうが
早い場合もあります。
ある程度の記事数を書いてから過去のものを見直してみて
恥ずかしくなればシメたものです。
それだけ上達したという証ですから。
記事数がある程度になったら量の変化にともない
質の変化を心がけることも大切です。
◆「初心者でも始められるビジネス」とは「初心者のままで成功できる」ではない