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★ネットークビジネス/ペイフォワードとペイバック: 思いやりと経済の両立

2024/06/05
 
グータッチ
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「ペイフォワード」と「ペイバック」、 聞きなれないこの二つのキーワード、
実は本場アメリカのネットワークビジネス界ではよく使われるキーワードだそうです。

一見似ている言葉ですが、全く異なる意味を持つ概念です。

それぞれの特徴と、現代社会における重要性について詳しく解説させていただきます。

 

*ペイフォワード:恩送りで繋がる思いやり

 

ペイフォワードとは自分が誰かから受けた善意を他の誰かに渡すことで善意を先の人へ繋げていくこと。
もうひとつは自分は誰かから善意を受けていなくても誰かにペイ(善意を渡す)して見返りを求めず、
「この善意はあなたの大切な人に渡してね!」というような意味です。
英語で「Pay it forward」と言い、日本語では「恩送り」と訳されます。

「恩送り」これは、誰かから受けた親切や恩義を、別の誰かへ無償で送り施すことで、
思いやりの連鎖を生み出すことを指します。

 

ペイフォワードの核となるのは、見返りを求めないという点です。

困っている人を見かけたら、助けの手を差し伸べ、それを受けた相手はそこで生まれた感謝の気持ちを
別の誰かに繋ぐ。

この時見返りを求めてはいませんから返報よりも恩送りを考えて欲しいと言うことですね。

そうしてこのサイクルが繰り返されることで、社会全体に温かい思いが広がっていくのです。

ペイフォワードの例としては、以下のようなものがあります。
• 道に迷っている人に道を教えてあげる
• 荷物を運ぶのを手伝ってあげる
• お金に困っている人に小銭を恵む
• 困っている動物を助ける
• ボランティア活動に参加する

ペイフォワードは、個人レベルで行うこともできますし、企業や団体が取り組むこともできます。

近年では、ペイフォワードを促進する様々な活動やキャンペーンが行われています。

ペイフォワードのメリットは以下の通りです。
• 社会全体に思いやりが広がる
• 人々の繋がりが深まる
• 困っている人を助けられる
• 社会問題の解決に貢献できる
• 自身の幸福感を得られる

ペイフォワードは、何も特別なスキルやお金がなくても実践できます。

ちょっとした親切心から始めることができます。

 

*ペイバック:対価としての返済

 

ペイバックは、英語で「Pay back」と言い、日本語では「返済」と訳されます。

これは、借りたお金やモノを、借りた分だけ返すことを指します。
ペイバックは、経済活動の基本的な原則であり、契約や取引に基づいて行われます。

借金をした場合は、利息も含めて返済する必要がありますし、商品を購入した場合は、
代金を支払う必要があります。

ペイバックのメリットは以下の通りです。
• 経済活動の円滑化
• 信用関係の構築
• 責任感の向上

ペイバックは、社会秩序を維持するために必要な仕組みです。

しかし、ペイバックだけに固執すると、人間関係がギスギスしたり、
助け合い精神が失われたりする可能性もあります。

そしてお金やモノだけでなく自分が受けた善意を恩返しすることでもあります。
自分が誰かにペイ(善意を渡す)すると、見返りをついつい考えてしまう。
逆に善意を渡されたら、何かを恩返ししたくなるという意味で使われます。

 

*ペイフォワードとペイバックのバランス

 

ペイフォワードとペイバックは、一見相反する概念のように思えますが、
実はどちらも社会にとって重要な役割を果たしています。
ペイフォワードは、思いやりと助け合い精神を育むことで、社会をより温かく、
優しい場所にすることができます。

一方、ペイバックは、経済活動を円滑化し、社会秩序を維持するために必要です。
大切なのは、ペイフォワードとペイバックのバランスをいかに取るかということですね。

常にペイバックを求めるのではなく、時には見返りを求めずに誰かを助けることで、
思いやりの連鎖を生み出すことができます。

 

現代社会では、個人主義や競争社会が進む一方で、孤独や孤立を感じる人も増えています。

そんな中で、ペイフォワードは、人と人との繋がりを深め、互いを思いやる心を育むために
重要な役割を果たすことができるのだと思います。
ペイフォワードを実践することは、社会全体をより良い方向へと導くだけでなく、
自分自身の幸福感にもつながります。

 

*ネットワークビジネスは倫理資本主義の要素を持つ

 

そもそもネットワークビジネスはアメリカが発祥です。
アメリカのネットワークビジネスではペイフォワードの精神がとても根付いています。

ネットワークビジネスで自分のグループが大きくなるということは、
善意が誰かに受け継がれていくということ。
この連鎖こそがまさに「ネットワークだ」という考え方です。
つまり、グループの売り上げというのは、自分の善意がどれだけ多くの方に伝わったか、
を示しているとも言えます。

 

日本では国民性もあってか、どちらかというとペイバックの精神が尊ばれ根付いています。
誰も見返りを求めて善意を渡すことをしていませんが善意を受けたら、
相手に感謝の意を込めて善意を返す。
これは素晴らしい精神だと思いますし日本の文化であり良識です。

 

さらに善意を受けたら与えてくださった人に感謝してお返しをする。
そしてそれで終わることなくこの善意を今度は他の誰かに伝えていこう。
これはまさにペイフォワードとペイバックの両方を満たすものであり
ハイブリッドモデルのような気がします。

 

ネットワークビジネスはそもそも「ペイフォワード」精神の連鎖で生まれたビジネスなのです。
見返りを求めず関わってくださる方々に感謝、受け取った感謝は別の誰かに伝えていく。
さらにこのハイブリッドモデルの精神を押さえて活動することが大切になります。

現代社会では資本主義の行き詰まりが叫ばれています。

そこで新たな考えとして倫理資本主義が登場しました。

簡単に言えば利潤追求のみに走ってきた資本主義が失いつつある大切なものを
守れる資本主義とも言えます。

現代資本主義の行き詰まりを解決できる可能性を持つひとつの考えです。

ネットワークビジネスはもともと利潤追求のみに走るビジネスではありません。

自分だけ稼げれば良いと言う儲け主義の人は成功できない仕組みなのです。

それは思いやりと経済の両立が図れる、共存共栄の稀有なビジネスモデルです。

その意味で倫理資本主義の要素を持つと考えられるでしょう。

 

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私はバツイチで今は独居マンですが、離婚前の元奥さんに長い間ずっと「ありがとう」が言えない人間でした。
ですが元奥さんはそんな私に対して、僕がたまに気が向いた時キッチンでちょっと食器を洗っただけでも
「ありがとう」と言ってくれました。
これに気づいた今では相手の小さなアクション一つにも素直に「ありがとう」を
伝えることができるようになりました。
これはペイバックですが、この善意を今度はペイフォワードとして他の誰かに渡していきたい想いです。
まさにハイブリットモデルを実践していくということですね。

今日も誰かに感謝と善意を伝えながら思いやりと経済の両立を目指して活動しています。

 

 

 

ネットワークビジネスって倫理資本主義の先どりをゆく?

 

 

 

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