◆7つの「マイナスの思い込み」があなたの自信を下げさせる
心理学者のイローナ・ボニウェル博士によれば、
人の自信を下げさせているのは「マイナスの思い込み」で
それは7種類あるということです。
1.減点思考
「それは私には向いていない」、「他の人の方がうまくできるだろう」という思考。
ネガティブ感情:悲哀・憂鬱感・羨望
2.無力思考
「ルールがあるからダメだ」、「私は歳をとりすぎているからダメだ」という思考。
ネガティブ感情:不安・憂鬱感・無力感
3.悲観思考
「それはうまくいかない」、「悪い事はまた起きる」という思考。
ネガティブ感情:不安・怖れ
4. 自責思考
「失敗したら人に迷惑をかける」、「うまくいかないと恥ずかしい」
ネガティブ感情:罪悪感・羞恥心
5.他責思考
「私は悪くない」、「うまくいかないのは相手のせいだ」
ネガティブ感情:怒り・不満・憤慨
6.無責思考
「自分には関係ない」、「別に興味がないなあ」
ネガティブ感情:疲労感
7.べき思考
「それはやるべきじゃない」、「それは不公平だ」
ネガティブ感情:怒り・嫉妬
これらの思い込みで自分に思い当たるものがあれば意識的に捨てましょう。
それが自信を下げさせない、自信を守る有効な手段であるといいます。
●脳にはポジティブな記憶よりネガティブな記憶が強く、長く残る
私たちの脳は進化の過程で、危険から身を守るために、
過去の災害や事故などの体験をより強く記憶に留めるように発達しました。
つまり生命維持のためにはポジティブな記憶よりは
ネガティブな記憶に価値をおき、それを優先するということです。
このような脳の性向によって生命維持に直接関係ないと思われるものでも、
良い体験よりも悪い体験の記憶を優先します。
この「ネガティビティバイアス」の働きのために心の中には
ネガティブな記憶が多く蓄積されてしまうのです。
「マイナスの思い込み」は過去の経験で心の中に蓄積されたものから
つくり出されます。
いつでも心の中をポジティブな記憶で満たしているなら
「マイナスの思い込み」は発生しないでしょう。
しかし深刻に考える必要はありません。
「思い込み」なのですから
意識して自己分析をすれば解決できるということなのです。
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