◆ビジネスの安定とは停滞であり、それは衰退の始まりなのです
世の中の多くの人は安定を求めます。
安定した生活、安定した収入、安定した会社、安定した経済、などなど。
一生懸命勉強していい大学に入り安定した一流企業に就職する
あるいは公務員になると安定した収入が得られて安定した生活が守られる、
という考え方はもう時代遅れとなりました。
安定とは変化しない状態ともいえます。
しかし万物は時々刻々と変化していて誰もそれを止める事は
できません。
そう考えるならば、安定を求めるということは不自然なことであり、
求めても得られないものなのです。
●不安定より安定の方が良好な状態と考えることの盲点
宇宙の法則に従い安定を求めるのはやめて不安定が当たり前と捉え、
その上でどう進んで行くかを考えるのが賢明です。
ビジネスの場面では、起業した当初は誰も安定など口にせず
事業を軌道に乗せようと必死に動くでしょう。
しかし、ある程度うまくいったと思われる段階になると、
安定を求めて守りの体勢に入りたくなってしまうもののようです。
守りの体勢といえば聞こえがいいですが、ややもするとそれは
変化を嫌い進化を止めるということになります。
また、事業が成功したとしても、ひとつの成功パターンが
未来永劫続く事はあり得ません。
ビジネスの世界において安定を求めることは
停滞であり衰退の始まりでもあるのです。
世の中も時代もとどまることなく変化していきます。
ビジネスもそれに適応して進化し続けなければならないのです。
ネットワークビジネスの場合でも同じ様なことがいえます。
ある程度の組織が構築された段階でやはり、
この安定という言葉が頭をもたげてくるのです。
チームメンバーが育って4段目~5段目以上までダウンラインができ、
チームが勝手に自己増殖するようになる前に安定を求めると
ビジネスは必ず衰退していきます。
成功を手にしたいならば、どの段階であろうとも
安定を求める心とは決別しなければなりません。
誰かを不幸にして成り立つビジネスで自分が幸福になることはできない