◆ネットワークビジネス、アポ後のドタキャンを防ぐには?
リアルでもオンラインでもいえることですが、セミナーに行く、聴く、参加するという段取りまで進んでも
当日ドタキャンが発生することはままあります。
これについて書いてみます。
現実、ドタキャンはなくなりませんが減らす工夫はできるのではないかということです。
*ドタキャンが発生する理由とは?
直前に連絡があり急な用事ができた、体調が悪くなった、ということもありますが連絡もなく姿を見せない、
zoomに入ってこない、そんなこともありますね。
急に都合が悪くなるということはあり得ます。
しかし多くの場合相手は最初からドタキャンするつもりだったのです。
興味がなかったがその場では断りづらく「後で断ろう」という算段で「行きます(参加します)」と
その場しのぎで言っているケースが多いのです。
*ドタキャンを減らす工夫について
1. 問題意識を引き出す
人間は問題意識があれば動機づけされて行動を起こします。
動員の際利益や可能性を強調するだけでは相手の問題意識は薄いのです。
例えば「今が稼げる、チャンス」、「健康は今から守らないと」、「これで5歳以上若返る可能性がある」などと言っても、
相手の状況によっては、「そんなに儲けようと考えていない」、「よさそうだけど今は必要ない」、となります。
そのセミナーに参加しなければというホンネの理由がないのです。
「老後の経済が心配」、「最近抜け毛が多い。フケ顔になってきた」など一人ひとり相手に刺さる問題を
提起してみましょう。
その問題の源は相手から引き出します。
相手の問題意識を喚起できればセミナーに参加する価値を見出せるのです。
価値を感じれば行動の理由がはっきりしますから参加する意欲が湧いてきます。
2. ネガティブな情報に対する予防線を張る
巷ではネットワークビジネスのイメージが悪いですね。
相手は話を聞いていったんは参加すると言っても、セミナーまでの間にネットワークビジネスについて調べるでしょう。
もともとネットワークビジネスに否定的な人と言う場合もありますね。
そこで先回りして「ネットではネガティブな情報も多くあるけどすべてが真実だとは言えない」、
「だいたい家族は反対するけど判断はセミナーを聞いてから自分でした方が良い」といった
予防線を張っておきます。
ネットなどでネガティブな情報がワッと出てくるとそのまま鵜呑みにしてしまうからです。
六割がた参加するつもりだったのが一気にその意欲が消えうせるということもあります。
3. 相手に、聞いてほしい理由をしっかり伝える
手当たり次第に誘っている、という雰囲気ではダメです。
「○○さんのように前向きな人と組みたい」、「誠実で努力家のあなたならうまくいく可能性が高いビジネスだから」。
誰にでも通り一遍の誘いかたでは心が伝わりません。
相手の長所にも触れながら伝えるのが効果的でしょう。
4.参加する二次的な価値まで伝える
セミナーを聞いてビジネスに参加しないとしても別のメリットがあるという価値です。
例えば「今の副業界の全体像が掴めるから他のビジネスをやるにしても勉強になる」、
「やらなくても後学のために聞いておいて損はない知識が得られる」などですが、
これも相手の利益や興味に関することが良いでしょう。
5.最後に前日の確認連絡を必ずすること
これは説明するまでもありませんよね。
ただ、アポが取れたと安心して、うっかり油断してこれを忘れてはいけません。
相手が忘れていることもあります。
以上のことでドタキャンをある程度減らすことができるでしょう。
しかし冒頭でも述べた通りドタキャンするかしないかは相手が決めることです。
残念ながら完全になくすことはできないでしょう。
ネットワークビジネス初心者に伝えたい2つの大切な事とは?