◆たったの1個が37兆個にまで増える―ヒト(成人)の細胞数
長らくヒト(成人)の細胞数は約60兆個と言われてきましたが、
最近の研究によると約37兆個だそうです。
細胞の数をどうやって数えるのか皆目見当もつきませんね。
37兆個といっても具体的にイメージできる数ではありません。
イメージできないほどの数ですが、始まりはたった1個の細胞、
受精卵です。
1個が2個に2個が4個に4個が8個に8個が16個にと分裂を繰り返してゆくと
この膨大な数に達するのです。
●ネットワークビジネスの流通組織も数が増える法則に従う
ネットワークビジネスの組織も最初は1人の人からスタートします。
情報がAさんBさん2人に伝わり、この2人がそれぞれ他の2人に伝えると
4人(C、D、E、Fさん)が加わり、6人のグループになり、
C、D、E、Fさんがそれぞれ他の2人に伝えると8人増えて(Gさん~Nさん)
14人のネットワークができます。
もしこれが4人ずつに伝えていくならもっとはやく大きな数になりますね。
一番(ひとつがい)のネズミがひと月に12匹の仔を産むとして
何とたったの1年で276億8257万4402匹にもなるといいます。
これは等比数列で現実にはそのとおりには増えないでしょうが
(生まれたものが全て生き残るわけではない)、
数が増えていくしくみが良くわかります。
数が増える法則は意識しようとしまいと存在し、そのこと自体は
善でも悪でもありません。
●数が増える法則をビジネスに取り入れているネットワークビジネス
マネーゲームであるネズミ講はビジネスではありません。
過去に大きな社会問題になり今では違法です。
その名称はネズミ算からきているようです。
合法なネットワークビジネスはネズミ講とは全く関係がありませんが
根深く混同されているのは事実です。
「ネットワークビジネス=ネズミ講」と思い込んでいる人は
数多いようです。
数が増える法則は先述のとおり善でも悪でもありません。
しかしこれをどう利用するかで悪にも善にもなるということです。
いまだにネットワークビジネスまがいの悪徳企業が後を絶ちません。
これらのほとんどは製品の流通などどうでも良く、
数が増える仕組みを悪用した金集めが目当てです。
正当健全ななネットワークビジネスの関係者にとっては
甚だ迷惑な話ではあります。
●顧客には愛用者とビジネスパートナーのふたつがある
愛用者とは製品を気にいって購入してくれる人です。
ビジネスパートナーとは製品を気にいって購入し、
さらにビジネスを一緒に展開してくれる人です。
愛用者がのちにビジネスパートナーになる
というケースもあります。
ビジネスパートナーは製品を愛用しながら
新しく顧客を開拓していきます。
同じ様に愛用者とビジネスパートナーを増やしていく
ということです。
この連鎖に数が増える法則が働きある時点から
加速度的に増殖するのです。
それは意図的に何か操作をするというものではなく
法則により自然発生的にそのようになるというものなのです。
ネットワークビジネスの組織が拡大していくこのような原理を
正しく理解すればどこにも批判される要素などはありません。
◆ネットワークビジネス(MLM)の魅力:継続する権利収入のしくみ