◆ネットワークビジネスの渡り鳥?―浮気性では成功できない
何をやっても上手く行かない人の共通点のひとつに浮気性が
あげられます。
浮気性の人とは、一つのものに集中できず
すぐに飽きてしまう人ですね。
趣味や遊びとは違う、厳しいビジネスの世界ではこのような浮気性の人は
決して成功できないでしょう。
●ネットワークビジネス成功の条件は継続すること
ネットワークビジネスというビジネスモデルは
最終的に権利収入を手にすることが可能だということです。
それは継続によってしか達成できないものなのです。
とにかく新しいモノ好きで新製品と聞くとすぐに飛びつく、
報酬プランだけに魅力を感じる、大きな話が好きという人は
この点を理解しなければダメです。
新しいビジネスの話を聞いて自分のビジネスより少しでも条件が良い
と感じるとすぐに乗り換えるわけです。
乗り換えたと思ったら数カ月でまた別の新しい会社に替えている
といった具合です。
これをネットワークビジネスの渡り鳥といいますが
このようなやり方ではまず成功できません。
●新しいという魅力の陰には大きなリスクが潜んでいる
新しいビジネスは一見魅力的に思うかもしれませんが
常に大きなリスクがつきまといます。
新しいということは言い換えると歴史も実績もない
ということです。
次々と生まれる新しいビジネスのうち5年後、10年後に
いくつ残っているでしょう。
組織がある程度つくれたとしても会社がなくなっては
全て終わり、元も子もありません。
単に終わってしまうというだけでなく
販売型のネットワークビジネスではこんな結末もあるのです。
それは在庫やローン、借金が残ってしまう、というものです。
収入を得ようとビジネスを始めたのにこれでは本末転倒、
泣くに泣けません。
しかし現実にそのような事例は後を絶たないのです。
ネットワークビジネスに限らずビジネスは自己責任ですから
こうなってももう誰にも文句は言えません。
つぶれた会社が責任を取るなどということもありえません。
●詐欺を前提につくられた悪徳会社も存在する
まっとうな新規立上げの会社が努力した結果潰れるということも
当然起こります。
しかし世の中にははじめからネットワークビジネスの仕組みを悪用してカネ集めをし、
目的を達成したらすぐに計画的に消えるという会社もあるのです。
新しいだけで飛びつくのは大変危険なことなのです。
「新しい」、「凄い」、「すぐに儲かる」、「絶対儲かる」、「簡単に」
などの言葉をすぐに信用するのは考えものです。
どの世界にもホンモノとニセモノは存在しますが、残念ながら
ネットワークビジネスの世界では
ホンモノと言える会社は少ないのが現実です。
ネットワークビジネスの名を借りたインチキ商法には
くれぐれも注意しなければなりません。
ホンモノの健全・堅実なビジネスであるかどうか、
慎重に選択したうえで腰を据え、
継続して取り組むことが成功への道なのです。
◆フィナンシャルリテラシーがないとビジネスの成功が継続しない