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◆ユデガエル―変化に即応した行動が状況を変える

2024/05/29
 
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ユデガエルを漢字にすると「茹で蛙」です。

生きたカエルが鍋の中でいつの間にか茹でられてしまう
という話です。

「ゆでガエルの法則」、「茹でがえる理論」ともいわれています。

これは、変化に対応する事の重要性、
困難性を指摘するために用いられる例え話です。

鍋にお湯を沸かしておいてその中に蛙を放り込むと
すぐに飛び出して逃げてしまいます。

これは容易に想像できるのではないでしょうか。

熱湯の中にいきなり投げ込まれたら
反射的に行動するでしょう。

では鍋に水を入れてそこに蛙を泳がせるとどうでしょう。

すぐに逃げ出すことはないようです。

次にこの鍋を火にかけます。

水温は少しずつ上がっていきますがまだ蛙は気づきません。

時間の経過とともに次第に水温は上がってきます。

蛙はだんだんと違和感をおぼえ始めますが
それでもなかなか逃げ出さないそうです。

そして逃げ出すことなくそのまま最後には
茹でられて死んでしまうという話です。

 

 

●人間もカエルと似たりよったりの行動をしてしまう

 

人間も少しずつの環境変化ですと気付いてもなかなか行動に移さない、
そのうち治まるだろうとか自分は大丈夫と受け入れてしまう傾向が
あるようです。

危険的レベルの急激な変化には熱湯に放たれたカエルのように
即座に反応するでしょうが、
漸次的な変化には環境適応能力を発揮して
すぐには反応出来ないもののようです。

そして気がついた時はもう手遅れになってしまう、
ということが起こります。

最近では災害で逃げ遅れたために大きな被害を受けた
というケースを正常性バイアスの働きで説明していますね。

それは自分にとって都合の悪い情報を無視したり、
過小評価したりしてしまう、人間の特性のことです。

何かの事件や事故を知ってもなぜか「自分だけは大丈夫」という
根拠のない考えがおこります。

自分でも思い当たることが多いですね。

 

 

●少しずつの変化も時間が経てば大きな変化となる

 

大部分の人は時代の変化を耳にし、体感して頭では分かっているつもりでも
現実の日常生活が激変したとは感じていないでしょう。

この少しずつというところが怖いのです。
少しずつといっても時間の経過でそれは大きなものに変わるのです。

正確な判断を鈍らせてしまうと、変化への対応のためにすぐに行動に移す
ということができないのです。

少しずつ良くなるならいいのですが日本の状況は間違いなく
下り坂です。

現実は、我慢していれば乗り切れる、いつかまた状況は良くなる
というわけにはいかないようです。

自身の状況が5年前より今のほうが良いという人はそう多くはいません。

5年前より今は悪くなっていると思ってもそのまま何もしなければ
5年後は今よりもっと悪くなっているということが予測できるでしょう。

 

 

●変化に即応した行動をとらなければ何も解決しない

 

変化に気づいたならそれに対応するためにすぐに行動を起こす
ということが大切です。

あれこれ考えてばかりいても自分の状況は何も変わりません。

時間は待ってはくれません。

行動しなければ状況が悪化するのは目に見えています。

何をするにしてもすぐに成果がでるものではありません。

手遅れになる寸前で行動を始めても問題解決に間に合わないのです。

 

 

 

 

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