◆成功への道程―真の快楽は苦痛を選択した者だけに与えられる
快楽を求めるのは人間の性(さが)です。
しかし成功するためには時として苦痛を選ばなければなりません。
成功者になるためにはいくつもの壁を乗り越えていく必要があります。
その壁とは自分自身の中にあるのです。
成功への道程では、嫌な事、不快な事、望ましくない事、面倒な事、困難な事、
様々な事に直面します。
大多数の人は苦痛から逃れようとしてこれらの事から目を背けます。
しかしそれを続けていくと、いつのまにか壁を避けるという行動が
習慣化してしまいます。
そうなると決して成功者にはなれないのです。
次々と立ちはだかる壁を避けていては成功に至ることはできません。
●壁を乗り越えるには苦痛を選択して行動を変える
習慣化した行動を変えるということは簡単なことではありません。
苦痛も伴います。
しかし、現状を変え成功への道を歩もうと決断したならば
苦痛を選び受け入れる覚悟がいるのです。
●心が変われば行動が変わる。
心が変われば行動が変わる。
行動が変われば習慣が変わる。
習慣が変われば人格が変わる。
人格が変われば運命が変わる。
運命が変われば人生が変わる。
心(思考、マインド)が行動を決め行動が習慣をつくります。
苦痛に向き合う心を磨く、つまりマインドセットを変えることで
人生は変わるということです。
場合によっては快楽よりも苦痛を選ぶというマインドセットがあれば
行動が変わり、習慣も変わっていくのです。
人は誰でも無意識のうちに自分を欺いて一時の快楽を求めるものです。
しかし結局は何も変わらないという結果に終わります。
現状を変えるには、見たくない現実をありのままに受け入れ
苦痛を感じてでも難局を克服してゆかねばなりません。
苦痛を避けることが習慣化している自分に気づいたら、
快楽を求める自分に打ち克つための行動を
毎日継続することが大切なのです。
本当の快楽は大きな苦痛の後に
成功という形になって訪れるのです。
◆うまくいかないことは自分のせい、うまくいったら他人のせい