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◆「接近勾配の法則」でやる気を自由にコントロールする

2021/06/16
 
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何かを最後までやり遂げる際にやる気を引き出すための
有効な方法があります。

それは「接近勾配の法則」を意識的にうまく利用するということです。

 

●「接近勾配の法則」とは

 

例えば、あと少しでノルマ達成というところまで来ると
自然にやる気がアップしたという経験はないでしょうか。

これが「接近勾配の法則」といわれるもので、
ゴールや目標達成に近づくと意識しなくても集中力、やる気が
それまで以上に高まるという現象です。

「接近勾配の法則」を利用するためには
達成する目標を設定しなければなりません。

ブログを始めるときに100記事をいつまでに書こうという
目標をたてます。

仮に1日1記事休まずに書くとすると100日ですから
3カ月と少しかかります。

この場合およそ70~80記事くらい書いた時点で「接近勾配の法則」が
働きそうですが70~80記事に到達するまでがなかなか大変でしょう。

そこで最終目標は変更する必要はありませんが100記事に至るまでに
10記事、30記事、50記事と小目標を設定します。

そうすることによって、それぞれの小目標の手前で
「接近勾配の法則」が働くわけです。

いきなり100記事の目標に向かってひた走るよりも
ずっと気が楽になりますし達成の可能性も高まるのです。

 

●日々のタスクでもやる気を引き出す方法

 

また、「接近勾配の法則」は日々のタスクにも働かせることが
できます。

それはひとつのタスクが終わる寸前にわざと中断するのです。

やりかけの仕事を残して、例えばランチにでかけます。

戻って再開する時は「接近勾配の法則」が働くので
すぐに仕事が片付きます。

一日の終わりにも、その日のうちに終えられそうだったタスクを
わざと残すのです。

翌日はその続きから始める事になりますが
タスク達成は目に見えている状態ですから
「接近勾配の法則」によってスムーズに取りかかれ一気に進むでしょう。

そしてそのタスクが終わってもモチベーションは高まっていますから
そのまま次の仕事に集中して入っていけるのです。

このように「接近勾配の法則」をうまく利用することで
やる気をコントロールできるのです。

 

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