◆その記事、知らずにステルスマーケティングになっていませんか?
ネットワークビジネスをやっている人はその商品(サービス)の愛用者です。
自分が気に入って使っているからこそ人に勧めようと思うわけです。
そこでブログやSNSなどで無意識に過剰な評価をしてしまう
というようなことが起こります。
その気持ちに嘘はないとしても、
法的には、あたかも個人の感想のように商品やサービスを推薦(広告)している
と判断されてしまう可能性があるのです。
販売促進の広告として発信しているつもりがないとしても
受け手には判断がつきません。
これは気をつけないと、
ステルスマーケティング(ステマ)と見做され違法になります。
そうならないように
ステルスマーケティングについてまとめてみます。
ステマは消費者を意図的に騙すという意味で違法となる
ステルスは「隠密」「こっそりやる」などという意味です。
ステマは、消費者にその広告は広告ではないと思わせ、
あたかも口コミや評判であるかのようにみせかけて
商品やサービスを宣伝する行為です。
つまり消費者を欺いて商品やサービスを購入させようとする行為であるため、
景品表示法で禁止されているのです。
報酬を払って、使ってもいない商品の偽作レビューを投稿させたり、
影響力のある芸能人や著名人に、
広告主との関係を隠して製品に好意的な評価を発信してもらうなどもあります。
やらせ、サクラといえばわかりやすいですね。
人を騙すという行為はビジネス以前に人として最も信用を失うことのひとつ
そもそも人を騙して行うビジネスなどは世の中で忌み嫌われるものです。
最たるものが詐欺ビジネスですね。
まさに自分だけが儲かれば他人(ヒト:客)はどうなってもいい
というモノでそれはビジネスとは言えないものです。
ビジネスはWin- Winでなければなりません。
ネットワークビジネスとは幸せ拡散ビジネスなのです。
ネットワークビジネスでメンバーの一人が
法に抵触するような問題を起こした場合、
それは一人だけの問題では片づけられません。
まずダウンの信頼を失い、アップのアップまで、
そのチーム全体にまで影響が及びます。
場合によっては主宰企業の業務停止にまで発展することもあります。
この点は常に意識して活動しなければなりません。
個人事業主ではあってもメンバーはチーム、会社とは深く繋がっています。
まっとうなMLM主宰企業なら
会員に違法なビジネス活動をやらせるなどということはないのです。
業務停止処分の多くもコンプライアンスを学ばない
末端の会員が起こした問題によるものが多いのです。
知らなかったでは済まされません。
もう一度自分のビジネス活動がステルス的ではないかどうか
コンプライアンスも意識して
チェックする必要があるかも知れません。
◆20世紀の大発明といわれるネットワークビジネス(MLM)の歴史とは