◆何歳になっても飛び抜けて若い人が続けている1杯と2回のお話

2024/08/03

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渡邉順治

実年齢より大幅に若く見える人たちが実行する意外なことについて二つのことを書きます。

それは誰でもできる簡単なことですが重要なことです。

＊朝起きたらまずコップ1杯の水を飲むこと

その１つ目は朝起きたらコップ一杯の水を飲むということです。ただそれだけです。

あなたは毎朝起きた瞬間に水分を補給していますか？私たち人間は寝ている間に意外と多くの水分を失っています。そのため起きた瞬間に水分を補給しないと体内の水分量が不足して血液がドロドロの状態で長い時間を過ごすことになってしまいます。血液がドロドロの状態になると血の巡りが悪くなり全身の細胞に栄養や酸素が運ばれません。その結果全身の細胞が苦しみ老化が進んでしまいます。このような最悪な状態を避けるために是非朝起きたらまず一番に水を飲んでください。

特に寝起きに飲む水分は一気にグビグビと飲むのがポイントです。水を一気に飲むことでお腹を刺激し一種のシグナルとなり腸が活動を開始します。実は腸はその長い道のりで食べ物や水分が順調に進んでいくためには腸の動きいわゆる蠕動運動が必要です。この動きが弱まると食べ物や水分が腸内で滞りがちになりその結果便が硬くなります。硬くなった便はさらに腸内で水分を吸収し腸の壁にへばりついて残ってしまいます。これがいわゆる宿便となり消化器系全体の働きを悪くします。宿便が溜まるとそれがさらなる腸の働きを妨げ便秘や消化不良を引き起こす可能性が高まります。

さらに便秘が長引くと体内で有害な物質が蓄積し健康に悪影響を及ぼすリスクも増え大腸癌のリスクも増大します。これらの問題を避けるためには腸の蠕動運動を促し便をしっかりと排出することが重要ですだ。からこそ水を一気に飲む習慣が大切なのです。

水を一気にグビグビと飲むことで腸をスムーズに動かし便秘のリスクを減らす効果があります。水の温度は自分が飲みやすいと感じる温度で構いませんが一気に飲むことがポイントです。是非試してみてください。また水を一気に飲むことは腸を刺激し交換神経を優位にするためにも非常に重要です。というのも朝は自立神経のスイッチタイムだからです。

寝ている間は副交感神経が優位になって体はリラックスし修復作業を行いますが朝目覚めると活動的になるために交換神経が優位になります。この切り替えが自立神経のスイッチタイムなのです。このタイミングで重要なのが腸の動きであり腸を適切に刺激し自立神経を整える効果が朝１杯の水にはあります。

是非毎日一気に水を飲むようにしてみてください。

ここでひとつ注意点ですが朝一杯の水分補給にコーヒーは適していません。コーヒーには利尿作用があるため水分補給には向かないのです。さらに起きてすぐにカフェインを摂取すると体内のホルモンバランスが乱れてしまうという研究もあり、あまりお勧めできません。

素直に朝一は水を飲むように心がけましょう。それではここまでで朝起きたらコップ１杯の水を飲むについての解説を終わりにします。

＊二つ目は筋トレを週2回行うことです

何歳になっても飛び抜けて若い人が毎日続けている意外なことの２つ目は毎週２回筋トレをするということです。筋トレを週に２回取り入れることは健康を維持し見た目を若々しく保つために非常に重要です。特に30歳を過ぎると足腰の筋肉は自然に減少していくことが分かっていま。すつまり筋トレを意識的に行わないと足腰の筋肉はどんどん痩せ細ってしまうのです。筋肉は血糖を溜めるタンクのような役割があり筋肉が少なくなると血中の糖を溜め込む場所がなくなりそのまま血中に糖が漂い続け血糖値が上がってしまう可能性が高くなります。

逆に筋トレで筋肉を増やせば血糖値が安定しその結果エイジズの生成も抑制することができます。つまり筋トレをすることで足腰の筋肉を保つことは将来の寝たきりを予防するだけでなく糖尿病や老化のリスクも減らすことができるのです。

筋トレを行うのに高度な器具や専門のトレーニングは必要ありません。胸やお腹、太ももといった大きな筋肉をターゲットにする簡単な運動例えば腕立て伏せ、腹筋運動、スクワットなど自宅でできるもので十分です。

運動量もそれほど多くは必要ありません。自分の体力、筋力を考えてやや負荷がかかると感じるくらいで良いです。

この程度の運動でも週に２回数ヶ月ほど続けるだけで見違えるほど筋肉はしっかりと増えていきます。

最も大切なのは無理なく続けられる範囲で筋トレを行うことです。極端な運動よりも何より継続することが重要です。

この程度の努力で筋肉量を増やし血糖値を安定させることができるので是非とも取り入れてみてください。

朝1杯の水を飲む習慣と週回の筋トレ、簡単なことですがその効果は継続できるかにかかっています。
ルーチーンにすれば義務感からではなく、逆にやらないと気持ちが悪いというようになります。