◆快便で得られるのは健康、それだけじゃなく大節約までも
排便の考察をしていたらこんな記事が…
トイレットペーパー0の日に向けて
健康は人間なら誰でも、いや命あるあらゆる生命体すべてが希求するものだと思います。
健康維持の三大要素、快食、快眠、快便。この三つがうまくいっていれば健康はおおむね損なわれないと言われていますね。
ここではその中のひとつ、筆者が体験した、また実際にしている「快便」について書いてみたいと思います。
臭い話でも、怪しい話などでもありませんからご安心ください。
*快便とは?
快食、快眠、快便が健康維持に必要なものだと書きましたが、これら三つはお互いが関係しあって成り立っています。
例えば、食事を美味しく感じられなければ快便に影響しますし毎日睡眠不足の生活では快便にならないでしょう。
では快便とは何かです。
字のごとく快い排便です。
毎日スムーズに便が出て胃腸がスッキリしている、ということですね。
ところで、大便に関する情報は食やファッション、住まい、芸能、その他多くの情報に比べて大変少ないですよね。
それはSEXの話題と同様によほど親しい間柄の相手でなければ話す機会はないでしょう。
しかし汚いという理由だけで避けていては勿体ないことなのです。
大便は健康状態を知らせる「大事な便り」だそうです。
世の中ではこのことを家でも学校でも社会でも教えていません。
ですからなかなか自分の大便のことを真剣に考える人も少ないのです。
快便生活は大便のことを良く知って生活習慣を改善すれば得られるものです。
*お尻を拭くのは人間だけ?
自然界の動物、鳥やライオンやサイetc.また家畜やペット、あなたは排便のあとにお尻を拭くという動物を知っていますか?
どんな動物でもお尻が汚れていたら消化器か何かの病気を疑います。
病気とまでいかなくても何かしらの問題をかかえた状態といえるでしょう。ペットを飼っている人にとっては常識ではないでしょうか。
何故人間だけが病気でもないのに毎回お尻をふくのでしょうか。
直立二足歩行だからというのも少しあるかもしれません。
四つ足の動物も鳥も直腸は地面に対してほぼ平行ですが、人間のそれはおおむね垂直です。
肛門が下を向いていますから中の便はいつも重力に引っ張られていて、にじみ出ているから?
と考えたこともありますが、調べたらそれが大きな理由ではなさそうです。
直腸は普段空っぽで排便直前になって便が送られてくるからです。
*排便後に肛門周辺に便が残るのは便の質に問題が
人間は雑食の生き物です。しかし自然界の雑食動物に比べたら、かんたんに雑食とかたづけられないほど様々なものを口にしています。
そして自然界の動物と違うのは加工して食べるということです。
食材を粉にしたり熱を加えて煮たり焼いたり、さらに添加物も使いますね。
ちょっと話がそれますが人間は子供の頃から虫歯になります。
自然界の動物はそんなことはないようです。
原因の一つは食材を粉にしたり煮たり焼いたりすることで食物が微細な粒子になることです。
それが歯にまとわりついて残る。
「小麦粉が発明されなければ人類は虫歯にならなかった」、とまでいう学者の話を昔読んだことがあります。
極端な話、鮪の刺身を丸飲みしていれば虫歯にも歯周病にもかからないということです。
本題に戻すと、多種多様な食物をとる人間はそれに見合うだけの身体の進化が伴っていないのかもしれませんね。
消化器官にどんなものが入って来てもハイクオリティな便(笑)にしてくれる能力がまだ低い。
僕は学者ではないので推測の域を出ませんが…。
あと、アルコールです。
極端な例でいえば、ビール好きの人なら朝まで何リットルも飲んでいますよね。
実は僕もそうでした。あれが水だったら飲めたものではありません。
何を言いたいかと言うと、それぐらい人間の食生活は自然界の動物とは大きくかけ離れているということです。
自然界の動物はいつもほぼ同じものを食べていますから作られる便の質はおおむね一定です。
いつも肛門周辺に残さずに排出される便の質を保っているのです。
しかし人間の場合は食物が多種多様なだけでなくアルコールなどの飲料、ストレスによる自律神経の失調など、それらが胃腸に与える影響はたいへん複雑です。
毎日同じものを食べるわけでもありません。
不規則な生活では食事時間も一定ではありません。
そのような状況では人間の便の質は動物のように「残らない高品質」のものはできにくいのです。
*トイレットペーパーが要らなくなる日
僕は胃腸の調子が悪い時や暴飲暴食の次の日以外では、排便100回中90回はトイレットペーパーで拭くのが初回だけです。
つまり1回しか使わない。
初回のペーパーに何も付着しないからです。
もう少しでトイレットペーパーを全く使わない日がくることを目標にしています。
終わった後、確認のために指で軽く触るだけ。何も付きませんから不潔ではないのです。
もちろんその後手を洗いますが。残らないハイクオリティな便を製造するには日々の努力が必要です。
大きくは食事、ストレス、お酒、運動、眠りなどについて注意を払っています。
色、匂い、硬さ、太さ、量など理想的な便の条件がありますが、ここでは残らないために必要な硬さ、粘度について触れます。
便の水分が90%以上なら下痢、80%以上なら軟便、70%以下なら硬便と言われています。
理想は70%~80%の水分量のようです。粘度は表しにくいですが切れない粘り。
10センチほど出るとその分の便の重さが後続便を引っ張り出す役目をします。切れなければ、です。
怒責(いきみ)はしません。勝手にスルスルと一本の綱のように出てくれます。
僕は最高で長さ60センチ近い長尺をものしたことがあります。実際にはモノサシで測っていません。(笑)目測です。
その時は感動モノで写真に収めたい衝動にかられました。
もちろんペーパーは最初だけで済みました。
フロイト曰く「人間がこの世に生を受けて始めて知る快感、それは排便である」。
たしかに排泄直後の赤ちゃんは恍惚感で満たされた表情をしています。
赤ちゃんだけではありません。大人だってこの快感を味わって健康な生活を送ることができるのです。
※トイレでは踏み台で膝が上がるようにして前傾姿勢になると直腸の角度がベストになりスムーズな排便が期待できます。
◆もうアルゴリズムにビクつきながら記事を書かなくても良い?カナダからの手紙より。