◆相手の目が見えないオンラインだから、聞き上手になって「人間好き」になること

対面のコミュニケーションでは「話をするときも聞くときも
相手の目を見ること」が大切といわれますね。
私は若い時はこれが出来ませんでした。
小学校に入るまでは、家族や近所の限られた友達くらいとしか会話が
ありませんでした。
幼児期に他人と接する機会が本当に少なかったようです。
そのせいか僕は20代前半くらいまで話すときに相手の目を見れない軽度の対人恐怖症だったかもしれません。
ところで、まったく興昧が湧かない話を延々と聞かされたことがあるという経験はありませんか。
「早く終らないか」と思いつつ、目では「あなたに好意を寄せています」と
発信し続けなくてはならない矛盾。
辛いですよね。
だいたい人は話を「聞く」よりも「話す」ほうを好むと言われています。
それは話すほうが聞くことよりも心理的負担が少ないからだそうです。
人の話を聞くということは、話を理解しなくてはならないという負担があり、
さらに内容がおもしろくないと、精神的な疲労を感じるというのです。
こんな場合、どうすれぱいいのか。
臨床心理士の東山紘久さんは、「輿味のもてない話のときこそ、
相手を理解するチャンス」と力説しています。
一日に何時間も人の話を聞き続けるのが仕事という東山さんは、時には自分では全く知らない、想像もできないような世界の話を聞かされることがあるそうです。
そんな時、「自分は興昧がないが、この人はどうしてこうも熱中できるのか」と
相手の立場で話を理解しようとするのだといいます。
つまり、
「話す内容ではなく、相手そのものに興昧を持つことが大切なのである。
どうしてそのような受け取り方をするのか。なぜこのような感じ方をするのか。
一人ひとり異なる人間性に視点を移してみれば、
たちまち興味が湧いてくる」
といいます。
●オンラインMLMのコミュニケーションは「人間好き」になること
先日日本からインドに駐在している会社員さんから資料請求をいただきました。
この方、インドは2年目で早く帰りたいが後任者を探しても皆海外への単身赴任を嫌がりなかなか見つからない。
前任者もいやいや7~8年駐在したそうです。
奥様を日本に置いて単身インド。
「自分もあと8年位インドかも」と諦め顔でおっしゃいます。
40代の男盛り。相手の身になると僕はこの方のお気持ちが痛いほど解りました。
メールのやりとりでお互いの目は合わせられませんが親身になって相手のことを考えるとその気持ちは相手にも伝わるようです。
こちらの話を聴く相手の姿勢が伝わってきました。
「オンラインMLMで人生を変えれば8年後じゃなく1年後にでも愛する奥様が待つ日本に帰るのが夢ではないと思うのです。」と伝えて終わりました。
オンラインMLMでは、基本お互い目を見て話す対面のコミュニケーションはできません。
必要ならzoomなどを使うこともしますがやはりナマの対面会話とは違います。
そこは弱いところですね。
そこで考えなければならないのが「どうやってコミュニケーションの質を保つか」です。
その答えのひとつが「人間好きになること」です。
そうなれれば一通の返信メールでも相手の状況を深くイメージすることはできます。
口コミが苦手でもセールスレターがうまく書けなくても、
まずは「人間好きになること」がコミュニケーションの第一歩なんだと思います。
目が合わせられないオンラインネットMLMではこれが心の目となるのです。
◆ネットワークビジネスの選択に製品力の検討は重要なポイント