◆面識のない見知らぬ相手と信頼関係をつくる―「ラポール」とは?
リアルのリクルートでは基本的に面識のある相手を対象にしますが
オンラインではお互い見ず知らずの他人を対象にしています。
見ず知らずの相手にいきなり話しかけられても素直にその話を聞こうとする人はまずいません。
そこで必要になる一つの要素「ラポールの構築」について書きます。
ラポールを構築することであなたの話を聞いてみようという気になる
ラポールとは、フランス語で「橋を架ける」という意味の言葉です。
心理学やコミュニケーションの分野でよく使われますが、
話し手と聞き手の間に築かれる信頼関係を意味します。
どこの誰かもわからない相手とコミュニケーションをとろうとする場合、
そこに信頼関係はまったくありません。
信頼関係とまで行かなくても相手の素性も何も分からないのですから、
心理的には防衛の本能が働きます。
そのような状態で一方的に話を進めようとしても聴く耳を持ってもらえないのです。
お互い自分のことを知ってもらい相手のことも知る必要があります。
伝えたい事を伝える前段階としてラポールを構築しなければならないのです。
そのためにはある程度のやりとり、時間が必要になります。
信頼感だけでなく、お互いが共感、尊重し合い、
親近感を持つ関係になれれば理想的でしょう。
そうなればコミュニケーションは円滑に進み、より良い関係が築かれます。
ラポールを意識的に築き深めていき、ある程度の感触をつかめてから
伝えたい事を少しずつ伝えていくということが大切です。
◆ネットワークビジネス、新しい出会いからリクルートまでの重要な3つのポイント