◆ネットワークビジネスの反論処理はコレを重視すれば簡単!
ネットワークビジネス活動をしていて多くの方が経験するのはこちらの声かけに反論してくるお相手にどう対応すればいいかわからず困惑することですね。
ここではそのような反論をどうスマートに処理するかについて書いていきます。
まあ反論処理っていうのはよく使う言葉ですがちょっと難しそうな感じですよね。
しかもイメージがちょっとなんか悪いイメージというか、対立する
感じです。しかし真正面の対立を避けてスマートに持って行き、最後にはこちらの話を理解してもらいたいですね。
*最も多い「それってネズミ講(orマルチ)でしょ?」への対処
これは物事を深く理解しないまま口にしてしまう人がよく発する反論で大変多いですね。
でもこれの処理は実は簡単なんです。
一例ですが、「えっ?ネズミ講(orマルチ)って何?」「詳しく教えて」と聞いてください。
ほとんどの場合正確に答えられません。
特にマルチ商法が合法であることすらわかっていません。
お相手の答えが正しいかどうかは別にして、それには反論せず最後まで説明していただいてから「へぇ~、そんなのあるんですか。知りませんでした。でもこの話(ビジネス)はそういうのとはまるで違いますね。一度もっと詳しい者から説明を聞いてもらえませんか?」
などと、議論にならないようにABCやセミナー動員の方向にもっていきます。
もう一つご紹介します。
それは典型的なイエスバット法で、こうです。
「そうなんですよ、実は僕も最初に話を聞いたとき同じように思いました。
でも、セミナーで詳しい話を聞いてみたら全く違うものだとわかったんです」
まず同調して対立を避け、あなたがそう思うのは正常ですと共鳴しておいて、でも実はそれは勘違いだったという結論に持って行くということですね。
これらの反論処理はお相手によって使い分けるといいでしょう。
*相手の質問に過敏に反応し、勝手に反論だと思い違いして対立になってしまわないこと
お相手に話をした際に何らかのネガティブに感じる反応が帰って来ることはよくあることです。お相手が何か質問してきた内容をこちら側がネガティブと捉えてしまうっていうケースが結構ありますね。相手が質問してきた時にこっちが勝手にネガティブなイメージに取ってしまうということです。
ここからは私のメンターのレクチャーを元に整理しながらまとめてみます。
例えば相手に「これネットワークだけど法律違反じゃないの?」と言われて「いやそんなはずないよ、法律違反なわけないじゃん」って言いたくなるんですけどただ単に相手は「それは法律違反じゃないの?大丈夫なの」って確認をしたいだけなのかもしれません。
それを勝手に批判的なものと捉え、こっちが熱くなっちゃうってことも結構あるんですよね。このあたりを防ぐためにも反論処理の考え方をご紹介したいと思います。
反論処理をイエスバット法なんて言いますよね。例えば「ネットワークって私実はもう嫌なんですよね」って相手が言ったらあなたが、「確かにそうですよね。いや、でもね」っていう風に返すやり方です。まあ、こんな返し方をすると相手を傷つけることなくうまく質問に答えられますよねっていう風に一般的には言われてるんですけども、僕はこのやり方では少し足りないなと思ってるんです。
足りないっていうよりやり方によっては下手くそで逆にお相手の態度が硬化してしまうということがあるんですね。これは何かというとです
ねイエスバット法のイエスがあまりにもわざとらしいんですよね。
共感してあげてるように見えて全然共感してないっていうパターンです。
これねイエスバット法自体がもう当たり前というか今の世の中知ってる人が多いですから、いやネットワーク私も本当は好きじゃないのよねあぁわかるわかるとか言ってすごい簡単に共感してしまうと、いや、あなたはわかるはずないじゃん。だってやってるんでしょネットワーク。となっちゃうんですよね。なのでこのイエスの部分をもう少し工夫してわざとらしくならない方法っていうのをお伝えしたいと思います。
それはですね相手のそういったネガティブな反論に対してヒアリングをしっかり入れることなんです。
例えば、「私ネットワークって嫌なんですよね」に「あそうなんですか。なんか以前に嫌な思いとかってされたことあるんですか?」「いや実はね前ア○ウェイで失敗したことがあって、借金とかしちゃったんですよね。」「あ~そうなんですか大変ですね。結構大きな金額借金しちゃったんですか?」「そう、もう本当にね、あれを返済するの大変で未だに少しまだ残ってんですよ。」「あそうですかそれじゃあ全然ビジネスなんて言えないですよね。」「そうなの。それにね友達とかにいっぱい声かけまくっちゃって友達に嫌がられてもうねあんな思い二度としたくないと思ってるのよね」「わかりますよいや僕もね実は昔同じ経験があってやっぱりね嫌な思いをしたら本当に嫌ですよね。本当によくわかります。」こんな感じでここでしっかりYESを入れておきます。しっかりとヒアリングをして共感をしてあげて相手と同化をしてあげた上でバットの部分を返していくんですね。
でこれ、「でもね~」っていう風に言うよりは相手にヒアリングをして、し尽くしてるうちに相手がいやでも、「でもね」っていう部分が相手のほうから出てくるんですよ。
要は、そうなんだ、でもネットワーク大変だよね。そうだよね、あーだよねこうだよねってネガティブな話を相手がずっとしていると、「でもこういう部分は良かったんだけどね」っていう風に相手から「でも~~」が出てくるんですよ。
そこを拾っただけですが、あそうなんだ、わかる。で、そういう部分も確かにあるよねっていうふうに本当に共感していくうちに相手がいい部分を言ってきた時に、「でも確かにある部分いいところとして捉えられるよね」っていうふうに、掘り起こしていくんですね。
つまりお相手の小さなbutを見つけてそれを膨らませていくということですね。
これならこちらから先にbutを言い出すことはありません。
その中で「でもね、我々のビジネスっていうのは料金を安くしてあげるっていうわけだから何か物を売りつけるわけじゃないのよね」とか、「友達を誘うのが嫌だっていうことだけれども本来これって友達とか知り合いよりはむしろ知らない人に声をかけていく方がうまくいくパターンなんだよね」とかですね。「強引な勧誘自体本当にしないし今法律も厳しくなってるからその辺をコンプライアンスということでうちの会社はすごく厳しくやってるんだよね」とかですね。まあこんな感じで相手のヒアリングをしっかりすることでこっちの返し方が変わってくるっていうお話なんです。だから相手がネガティブな質問をしたと勝手に思い込んでピントの外れた返しをしないようにしてほしいんですよね。
しっかりと話を聞いてあげて相手に同化してあげることで、何が気になっている点なのかっていうことをしっかり掘り起こしてあげたいということなんです。だから安易な同意、「あ~わかるわかる」ってすぐに言ってしまうと「いやいや、あなたはわかってないでしょ」っていうふうに相手が心の中で思ってしまうと、何があなたにわかるのっていう風になっちゃうわけですよね。
要はしっかりとヒアリングをしてください。で、ヒアリングし尽くしていくうちに相手が、「でもね」っていうことで、いい部分、相手がネガティブなことを言っている中で、いや、でもこういう部分は良かったよねっていうところを引き出してあげて、そこであ「そうそう、そういう部分も確かあんだよね。いや実は我々のビジネスもね」っていう風にイエスで返していくうちに最終的にバットで返していくという形になるということですね。
メンターの話し言葉をなるべくニュアンスを残しながら修正しつつまとめたのでちょっとお聞き苦しい(?)お読み苦しい部分があったかもしれません。
反論処理とひと口に言ってもお相手はさまざまです。どんな反論があるかはわかりませんが単細胞的な、反論に真正面から正論で返すのはだいたい失敗するようです。
表面上の言葉はあくまでコトバです。その心奥にある本音まで探り、本当の共感を得られれば対立することはないのです。
お相手の意見が本当に反論なのかどうかを見極めて、事務的な反論処理ではなくいかにお相手を理解できるかに腐心することが大切です。
◆これを続ければ実年齢よりずっと若く見える人になれます!