◆発想の転換をしなければ環境変化に対応することができない
問題をどのように解釈するか?
それは人によって変わりますね。
場合によってはまるで逆の解釈をするということもあるものです。
●解釈はひとつとは限らない―発想を転換して新しいアイディアを生みだす
二人の靴のセールスマンがあるところにセールスにでかけました。
セールスマンAさんはすぐに戻って来て「あそこで靴のセールスはできません。」
と報告しました。
一方セールスマンBさんからは「ここなら靴はいくらでも売れそうです。
早速セールスを始めます。」と電話がありました。
二人は同じ場所に行ったのですが全く違う答を出しました。
そこは未開の奥地で現地人は靴など履いていないし見たこともない、
というところでした。
Aさんはいわゆる「常識的」(?)な発想で靴を履かない人たちが
靴を買うはずがないと判断したようです。
Bさんはポジティブな発想で誰も靴を持っていないのだから
セールスは簡単に成功すると判断したのです。
発想や考え方によって判断はこんなに変わり、
そしてその結果の行動に大きな違いが生まれるという例え話です。
混迷を極めるこの時代、発想の転換をしなければ
変化に対応した行動はできません。
しかし口で言うのは簡単ですがなかなか難しいものです。
●意識的に自分の中の常識的発想を変えてみる
誰でも、こどもの頃から現在まで何十年と刷り込まれた常識(?)を
覆すのはたやすい事ではありません。
基本的に人は人生のどんな場面でも
最終的には自分の判断で行動を決めているように思いますが、
その判断基準を作っているのは実は自分だけではないのです。
成長過程での親、境遇、友達、教師、社会情勢、時代
その他諸々の影響によって作られたという側面があるのです。
つまり現在では通用しない過去の常識(?)も多く含まれている
といえるでしょう。
思い込みによる誤った常識がつくられているかもしれません。
時代、環境の変化はめまぐるしく、予測することが
ますます困難になっています。
いつまでも自分の中の常識に縛られていては
柔軟な発想の転換はできないし何も解決しないのです。
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