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◆ニュース「生活保護受給世帯過去最多を更新」に驚けないこの時代

2021/06/18
 
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厚生労働省によれば生活保護受給世帯数は2015年12月時点で
163万4185世帯となり過去最高となったそうです。

この中でも65歳以上の「高齢者世帯」で増加がみられ全体の
約半数80万5723世帯となっています。

厚生労働省は「貯蓄や年金だけでは暮らせない1人暮らしの高齢者が
増えている」と分析しています。

昔では考えられなかった、
中高年者がアルバイトを探さなければならないこの時代では、
このニュースに驚く人はそれ程いないのではないでしょうか。

 

●ただの流行語と笑って済まされない新語がつぎつぎと生まれている

 

ワーキングプアと呼ばれる新たな貧困層の問題は解決されぬまま、
最近では高齢者の貧困問題がクローズアップされています。

一億総活躍社会を皮肉るような一億総老後崩壊
という言葉も生まれています。

生活困窮者支援のNPO法人
「ほっとプラス」代表理事の藤田孝典さんが上梓した新書「下流老人」は
13万部のベストセラーになっていますね。

NHKスペシャルでは「ワーキング プア」から「無縁社会」、
さらに「老後破産」と、格差と貧困を追い続けています。

「老人漂流社会」と銘打って放送した番組は、
視聴率11・2%をはじき出したといいます。

番組を書籍化した「老後破産」も10万部に迫る勢いで
ベストセラーになりつつあるようです。

もはや老後の貧困は
一部の特殊な人だけの問題ではありません。

平均的なサラリーマン生活を送って来た人にも
現実の問題となっているのです。

「ワーキングプア」、「一億総老後崩壊」、「下流老人」、「無縁社会」、
「老後破産」、「老人漂流社会」と、時代を象徴する新語がぞくぞく生まれる中で
「一億総活躍社会」とはどんなもので一体いつやってくるのか?

それを心から期待している人はいるのでしょうか。

 

●そもそも「一億総活躍社会」とは何?不気味な社会に思えませんか

 

官邸のホームページでは

『我が国の構造的な問題である少子高齢化に真正面から挑み、
「希望を生み出す強い経済」、「夢をつむぐ子育て支援」、
「安心につながる社会保障」の「新・三本の矢」の実現を目的とする
「一億総活躍社会」の実現に向けて、
政府を挙げて取り組んでいきます。』

とありますが何やら漠然としていてただただ空しく聞こえるだけです。

文字面の印象では国民全員が活躍しなければいけないように感じるのは
私だけでしょうか。

いい年になってもバリバリ働かないと生活できない、というのも
窮屈でおかしな社会です。

活躍などしなくても静かに安心して暮らしたいと願う人も
多くいるでしょう。

いまだに「進め一億火の玉だ」感覚なのか、
1億人が皆同じ方向を見ているのが理想の社会であり望ましい国家のあり方だ
という考え方が透けて見えるように感じます。

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