◆ネットワークビジネス(MLM)の魅力:継続する権利収入のしくみ
ネットワークビジネス(MLM)の魅力の一つに報酬が継続するということがあげられます。
継続収入の意味、仕組みを理解する人にとっては魅力に映るのですが無理解な人は
何となく怪しいというイメージをいだくこともあるようです。
本記事ではその仕組みを分かりやすく解説します。
*サラリーマンなど多くの人は継続しない収入が生活の糧
サラリーは雇用主と従業員の間で締結された労働契約に基づいて支払われます。
月給の場合は1ヶ月いくらという契約で毎月もらえるものですがこれを継続収入とは言いません。
1ヶ月労働を提供した分が1回給料として支払われます。
労働を提供できなければ支払われません。
雇用契約が続く限り支払われますがそれは継続収入と意味が異なります。
日給の方がもっとわかりやすいかも知れません。
例えば日給が1日1万円で日払いなら当日仕事が終わった時点で1万円を受け取れます。
次の日も同じです。昇給しない限り何年たっても収入は同じです。
*フルコミッション(完全歩合)
例えば車のセールスマンがフルコミッション(完全歩合)で働いた場合も継続収入にはなりません。
仮にその月に頑張って10台契約が取れたとすれば一時的にそれなりの収入が見込まれます。
しかし次の月はまた0からのスタートです。
1台も売れなかった月の収入は0です。
つまりセールスマンの収入を維持するためには売り続けることになります。
もうひとつダスキンのモップ交換のビジネスを考えてみます。
ダスキンと契約した場合自分の顧客が解約しない限り収入は継続すると言うことができます。
仮に100件の顧客がいれば、契約プランによって異なりますが
数週間に1回の割で100件をモップの交換に回ります。
販売とは違いますがこの交換に回るという労働に対してコミッションが発生しています。
つまり契約を取っただけで、この労働を怠れば収入は発生しません。
ダスキンのビジネスモデルは、定期的な契約による収入や顧客との長期的な関係など、
継続収入モデルの要素を持っているといえるようです。
さらに収入をアップさせたい場合はどうするかというと顧客を増やさなければいけなくなります。
当然ですが新規顧客開拓は全て自分ひとりでやらなければなりません。
*ネットワークビジネスは継続する権利収入が魅力
ネットワークビジネスに参加するにはまず選んだ会社の扱う製品を
報酬が発生するのに必要な最低条件を満たす自己消費分を購入して登録します。
要するに自分が報酬を得るためには自分も消費していなければなりません。
但しすべてのネットワークビジネスが同一ではありません。
販売しなければならないものや、入会時に登録料が必要なものなど様々なものがありますが
ここではお勧めできるものだけに絞ります。
製品は消耗品で、自分が使う分を自分で消費しますが販売はしませんから
在庫も発送も集金もありません。
次にこの製品とビジネスを人に伝え、参加して一緒にビジネスをやる人を見つけます。
ここで販売員との違いは製品だけでなくビジネスを伝える点です。
製品とビジネスを気に入ってもらい登録すれば、その人は顧客であると同時に
一緒にビジネスを広めていくメンバーとなります。
●継続収入になる理由
ネットワークビジネスの報酬は販売差益とは違います。
顧客かつビジネスを広める人の集団=組織ができなければ報酬は発生しません。
製品が一つ売れたらいくらの報酬ではないのです。
組織が出来るまでは報酬は0です。
仮に100人の組織ができたとすれば100人分の売り上げが発生します。
ひとり1万円の製品を毎月消費すると総売上は毎月100万円です。
この流通組織はいわば毎月自動的に売り上げを生成するドル箱のようなものです。
毎月蓋を開けると100万円入っているわけです。
この原資を主宰会社と会員で分けるわけですが会社の取り分は決まっています。
会員の報酬はそれぞれの成果により公平に算出されて分配されます。
成果とは、例えば紹介した会員が2人の人より10人紹介した人の方が報酬は多くなります。
報酬の算出は紹介した会員だけが対象になるのではなく、紹介した会員が新規メンバーを見つければ
それも成果の対象になります。
実際の報酬はボーナスプランの違いやいろいろな要素が複雑に組み合わさって算出されます。
100人の組織がこのまま存続する限り毎月100万円の総売り上げも続きます。
したがって会員の報酬も継続するわけです。
●継続収入でありそれは大きな権利収入となる
前述したダスキンの例を思い出してください。
継続収入モデルの要素を持っているダスキンですがそれはやり続けなければならない
労働の対価であり、収入アップを望むなら新規顧客開拓も
全て自分でやらなければなりません。
ネットワークビジネスでは新規顧客開拓を全て自分がやるのではなくある程度の組織ができれば
その後は自分が紹介したメンバーも同様に稼げるように教育することで
そのメンバーが新たなメンバーを開拓できるようになります。
そうなると自分ひとりで新規顧客を探す必要はなくなります。
この段階までくると一人のパワー=1馬力が数馬力、数十馬力と増幅していきます。
これをレバレッジ(テコ)が効くと言いますがレバレッジが効き始めると組織は急速に伸び出します。
このようにして人から人への結びつきで強固な組織が拡大すればそれに伴って収入も増えていき
継続する大きな権利収入になるのです。
これこそがネットワークビジネスの最大の魅力です。
大資本なしで継続する権利収入が得られる可能性を持つビジネスは
これ以外にはありません。
◆ネットワークビジネス(MLM)の組織力が生み出すレバレッジの仕組みとは