2020流行語大賞候補に「オンライン○○」がノミネート。まさにオンラインの時代。
2020年も残り2か月足らずになりました。
年末恒例の流行語大賞の話題で盛り上がっていますね。
その中で「オンライン○○」は10位です。
今年はコロナ禍でこの言葉がますますクローズアップされました。
*オンライン化の波はもう止められない
様々な分野でオンライン化が起こっています。
広告界では今年、広告費全体の半分以上をネット広告費が占める
という結果になりそうです。
この結果は近年予測されていたものですが、コロナ禍によってさらに加速されたと思われます。
とうとうリアルの広告がネット広告に抜かれたということになります。
リアル広告がこの世から消え失せるということは考えられませんが
この先さらにその差はひろがるでしょう。
本や新聞を読む人がめっきり減っています。
電車に乗っていても、多くの人は熱心にスマホを覗き込んでいるばかりです。
新聞・雑誌が読まれなくなり、新聞・雑誌社は広告収入が激減しています。
今若い人は、テレビよりもYouTubeを見ます。
そうなると企業は新聞やテレビよりもYouTube広告を出稿することになります。
広告代理店も、先行きが見えなくなっています。
出版界ではウェブメディアや電子書籍の台頭で、出版会社が倒産したり、年々書籍の売上が減少したりしています。
こちらもリアルの書籍がなくなるということは無いでしょうが
先細りは目に見えているようです。
放送業界に目をむけてみます。
情報通信白書によると、2015年の10代のテレビ視聴(リアルタイム)の平均時間は
平日が約1時間半、休日が約2時間半、SNSやオンラインゲームなどを含むネットの平均利用時間は
平日が約1時間50分、休日が約3時間40分。
平日休日のいずれもテレビの視聴時間をネットの利用時間が上回っています。
家族でテレビを見る時間は減り、家、移動中、学校、
スマホがあればいつでもどこでもYouTubeなどの好きな動画を
見ることができる時代です。
動画のネット配信サービスは国内外数十社があります。
今春ソニー生命の調査ではユーチューバーが男子中学生の
将来なりたい職業の3位に入るという勢いです。
そんな中でテレビ局自らが動画配信に乗り出すという動きもあります。
日本テレビは2014年、米国のフール-の事業を買収。
テレビ朝日は2016年、原則無料の「AbemaTV」を開局しました。
以上のようにオンライン化の波はいたるところでみられます。
これが誰にも止められない時代の趨勢なのです。
*<オンラインMLM>はコロナ禍の10年以上前にスタートしている
多くの、いや、ほとんどのネットワーク企業は、今まで頑なにインターネットの集客を禁止してきました。
しかしコロナ禍によりリアルセミナー開催が困難になり、
対面の口コミがままならなくなりました。
これはビジネス活動にとって大打撃です。
ここにきてこれらのネットワーク企業は軒並みインターネット集客を解禁しています。
私たちのチームはこのコロナ禍でMLMのオンライン集客に舵を切ったのではありません。
このコロナ禍が起ころうと起こるまいと、10数年前すでに時代の流れを読みスタートしているのです。
きのう今日はじめたばかりのものとはわけが違うのです。
この間に蓄積したノウハウ、教育システムは他の追随を許しません。
◆21世紀のIT革命でインターネットが起業のイメージを大きく変えた