過激主義?人間の凶暴性が牙をむくとき

新型コロナ、災害、犯罪、これらによって社会不安が高まると
不快感情が生まれますね。
そしてそれは攻撃性を伴ってきます。
先日の米国で警察官が黒人男性を射殺した事件。
クレイジーですね。
無抵抗の相手に背中から7発も撃っています。
このポリスの心情は想像できない。
凶暴な男ですね。
なぜこんなことができるのか、映像を何回観てもわかるものではありません。
*「自分は絶対に正しい」という思い込みが凶暴性に火をつける?
いきなりテロリストやこのポリスの頭の中を考えても
全く理解できない。
まずは普通の人間の頭の中を考える、想像してみますと、
大半の人間は状況が整えばテロリスト、凶悪犯罪者になりうるのではないか、
ということです。
日本でも、事件後に犯人の知人などが「あの人が犯人だったとは…」
と言う事件はたくさんありますよね。
テロ事件を起こす人は特殊な思想信条の持ち主、
あるいは偏った性格・異常な心的状態にある人であるとの
特異心理仮説に基づく研究が中心だったが、
近年は、先進諸国からIS(過激派組織『イスラム国』)に参加する若者、
ホームグロウン・テロリスト、ローンウルフ型の増加などを背景に、
誰でもが状況によっては過激主義に陥り、
テロ事件に関与するようになりうるのではないかという
一般心理仮説に基づく分析が主流になりつつある。
すぐ思いつくのはオウム真理教事件です。
普通の若者や、高学歴で将来を半ば保障されたような人物が
あっさりと入会しています。
もちろんその中には、もともと偏った性格だったり
日常的に異常な心的状態にある人などもいるのでしょう。
しかしあれだけ急速に信者が増え、それが皆、悩みを抱えた社会生活不適合者だった
とは考えにくいのではないでしょうか。
<「自分は絶対に正しい」という思い込み>、
これがクセ者です。
集団では<「我々は絶対に正しい」という思い込み>になります。
自分以外、我々以外は皆間違っている、つまり敵、なのです。
そもそも「絶対に正しい」ことなどあるのでしょうか。
*攻撃性を過激化させる人とそうならない人の違いとは?
攻撃性は多かれ少なかれ誰でも持っているでしょう。
それが過激化して行動に移せばテロリストや凶悪犯罪者などに
変身する。
しかし、紛争地などで同様の重度な社会経済的ストレスを受けても
その攻撃性を過激化させる人は一部ですね。
大半の人はそうならない。
日本の社会でも会社、学校、SNS上などで陰湿ないじめや
ハラスメント、正義をふりかざして他者を攻撃する人もいますね。
しかしやはり大多数はそこまではしません。
攻撃性を過激化させる人とそうならない人の違い、
浅薄な僕の脳ではまだ解明できません。
ひとつだけ自分自身でわかるのは、時として酔っぱらうと
わけもなく少し怒りっぽくなる、ということでしょうか(笑)
たまに、ですが…。
憶測するに、過激化させる人とそうならない人では
脳の中の何かが違うのかもしれません。
非常に興味あるところです。
研究者の方々にお願いしたい、早く解明していただきたいと。
(反省:解明したという内容でなくてごめんなさい)
◆ネットワークビジネスにクロージングという言葉はそぐわない