またしても芸能人薬物逮捕の伊勢谷友介容疑者で思うこと

薬物でつかまる有名人はなんと多いことでしょう。
もちろん多くの一般人も、ニュースにはならないというだけで
検挙されています。
年間1万4千人もの違反者がいるようです。
厚生労働省ホームページによると、
現在の薬物乱用の状況
1.薬物事犯検挙状況
○我が国の近年の薬物事犯の検挙者は、覚醒剤及び大麻が大半をしめています。
2.薬物使用の状況
○我が国の全国15歳以上64歳以下の生涯経験率(%)は、大麻1.4%、
有機溶剤1.1%、覚醒剤0.5%、コカイン0.3%、危険ドラッグ0.2%となっています。
(注)生涯経験率:これまでに1回でも薬物を経験したことがある者の率)
大麻1.4%は人口1億人として140万人です!!
薬物で逮捕歴がある芸能人・有名人をまとめてみました。
逮捕された有名人リスト…
覚せい剤
高知東生(たかちのぼる)
清原和博
高部あい
ASKA
酒井法子
槇原敬之
橋爪遼(俳優・橋爪功の息子)
杉田光央(元「歌のお兄さん」)【覚せい剤取締法違反】
小向美奈子
岩城滉一
中村耕一(元JAYWALK、J-WALK)
赤坂晃(光GENJI)
大森隆志(元サザンオールスターズ)
ジョン・健・ヌッツォ
加勢大周
sakura(元L’Arc〜en〜Ciel)
西川隆宏(元DREAMS COME TRUE)
岡村靖幸(歌手)
尾崎豊
江夏豊
ミッキー吉野(ゴダイゴ)
翔(横浜銀蝿)
ダイシ(サイコ・ル・シェイム)
野村貴仁(元プロ野球選手)
田口智治(元「C-C-B」)
庄司哲郎(元俳優・画家)
大麻
田中聖(元KAT-TUN)
伊勢谷友介
*なぜ薬物に手をだすのか?
それは、登山家に「なぜ危険をおかして高い山に登るのですか?」と
質問するのに似ていませんか?
違反者それぞれに答えは違うでしょうが、共通する部分について考察してみます。
人は皆現実からの離脱・逃避を求めます。
そう思いませんか?
例えば旅行。知らないところに行って観光し美味しいものを食べて楽しむ。
空気も景色も違う脳への刺激。
普段の生活から離れて新鮮な体験を求めているんだと思います。
僕は酒をたしなみます。
たしなむというより大好きです。
量は飲めませんがほぼ毎日飲みます。
コーヒーにウヰスキーをたらして楽しむこともあります。
日中に。
若いころからお酒で数多くの失敗を積み重ねて来ましたが、
さすがに経験値アップで今はそれもたまにですね。(笑)
お酒もひとつの現実からの離脱といえますね。
*人間の快楽欲求は、それを一度知ってしまうと戻れない?
お酒をやめるとなると至難の業です。
脳は快楽をとことん追求するようにできています。
そこに善悪の区別などないのです。
理性というものに期待しますがそれはかすかな抵抗でしかないのです。
脳の快楽欲求は本能に近いものなのでしょう。
それ以上の快楽を果てしなく求め続けるもののようです。
一度知ってしまったらもうダメなのです。
さらに薬物中毒、アル中などになると一旦外部圧力でやめても
再発します。
*それでもかすかな理性に頼るしかない
お酒は合法です。
脳は合法違法の区別なくいつでもそれ以上の快楽を求めています。
そこで頼れるのは理性による判断力しかありません。
その薬物が違法と知っているならば合法のお酒までで我慢するべき、
ということですね。
その一歩を超えてしまうと人生を棒に振ることになるのです。
しかし知らないでソレを知ってしまうこともある。
例えば夜のスナックに気晴らしに来た普通の奥さんが、
見知らぬイケメンに「これ疲れがとれるよ」なんて白い粉を勧められて
薬かサプリメント然に飲んでしまう。
白い粉では怪しまれるならカプセルに入れる、何かと混ぜる。
こんな話はそこらじゅうにあるみたいです。
怖いですよね。
*セックスと薬物の関係がさらにコワイ
快楽をひとり追求するのはいいですが(良くないですが…)
相手と一緒にとなるとまたさらに別の快感が生まれるのは想像に難くないですね。
しかし…、
その後のことを想像する判断力というものが最期の砦、
分かれ道なのです。
私は覚醒剤を使用した女性の被疑者を数多く取り調べましたが、
そのほとんどが『クスリなしではもう性行為の絶頂感が味わえない』ということを供述しています。男性の場合は性行為中は『髪の毛が逆立つ』『鳥肌が立つ』『血管の中を冷たいものが走る』
といったことを供述しますが、女性の場合は、それにプラスして、
『性行為の絶頂のタイミングがずっと続く』と言うんです。その快感が忘れられなくて、服役して出所後もまた覚醒剤を使用している男と交際してしまう。
そのため再犯率が高いのです。
こうなってしまったらもうかんたんには普通の生活には戻れないでしょう。
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