インターネットで集客する新しいネットワークビジネス

愚者が愚者を指導することの不毛さについて

2024/04/18
 
ふくろう
この記事を書いている人 - WRITER -

ツッコミがいのあるこんな記事を見つけました。

ネットワークビジネスとは何かを理解するうえで反面教師的教材になると思い取り上げます。

このような寝ぼけた記事を書いてはいけないという見本です。

まずは全文お読みください。

毎月5万円払って報酬は半年で6000円…52歳会社員の「危険な副業」

YAHOOニュース5/31(月) 6:01配信

将来のことを不安に思い、副業で収入を上げ、蓄えを増やそうと考える人が増えているようです。国も副業を勧めるようになっていますし、休日を増やして社員の副業を容認する企業の話も聞くようになりました。
副業で副収入を得ることは、本業や生活に悪い影響が出ない範囲で行うのであれば、良いことに思います。
ただ、どのようなことを副業とするのかは、慎重に考えたほうがよいでしょう。
副業がもとで、期待していた将来の蓄えが全くできないなどという、本末転倒な結果になる可能性もあるのです。(家計再生コンサルタント 横山光昭)

● 副業を始めたが、もうからず 逆に経費がかかっている
関西方面にお住まいの会社員のTさん(52歳)は、妻と4年ほど前に死別し、社会人の娘(25歳)と二人暮らし。
妻の闘病で貯金をかなり使ってしまい、現在の貯金は400万円ほど。55歳になると役職定年となり収入が減りますし、定年になっても退職金はあまり期待できないそうです。
ただ、今の会社はとても恵まれた待遇で、定年を迎えても65歳までは再雇用として、それ以後は75歳までパートで働くことができるのだそう。
年金と給与収入を合わせると、75歳までは生活できる収入がある環境ができています。
それでも、貯金が今のまま増えないのは不安です。
そこでTさんは、今からでも長く続けられる「副業」をしようと考え始めました。
ですが、それでも貯金は一向に増えない。
そう悩んで家計相談に来られました。
家計状況をうかがうと、まだ削減できそうな支出はありますが、多すぎると思える生活支出はありません。
しかし、毎月の収支はトントンという状況。
なぜだろうかと考えていたところ、Tさんが「副業に経費がかかっている」ことを教えてくれました。
副業による収入はないのに、です。

● 3000円が2回支払われただけの「副業」に 月5万円使っている
聞くと、副業は「MLM」だと言います。
MLMとは、マルチレベルマーケティングの略。
サプリメントなどの商品を販売しながらその事業の会員となる人を見つけていく仕事、つまり、商品販売をしながら紹介者が紹介者を生み、利益に発展するネットワークビジネスです。
Tさんはまだこのビジネスを始めて日が浅く、紹介できる人も、商品を購入してくれる人も少ないので、収入にはつながらない。
ですが、商品を販売しなければ新規紹介者を呼び込むことも商品を販売することもできないため、まず自腹を切って商品を購入。
それが毎月5万円ほどにもなっていたのです。
この「経費」とする金額を捻出するために、以前よりも家計支出が全体的に圧縮されているようです。
生活支出自体はとても良い状態なので、本来なら、この状態からできた余剰金を貯金したり投資したりしていくのがベストなのですが、よりによってネットワークビジネスに費やしてしまっていたのです。
体力がなくても、少ない労力で長くできる仕事だとTさん自身が紹介されて入会。
人脈があれば、老後の収入にもなるなどと言われたのだそうです。
商品のサプリメントも、よい原材料を使っており、これが本当の意味で人々の健康をサポートする仕事なのだというようなことを言われ、すっかり信じ込んでいる様子です。
しかし、半年以上経過しても一向に収入にはなっていません。
今までに2回、3000円の報酬が払われた程度です。

● 中高年の副業は、自分が培ったものを生かし 自分の力で稼げる方法を探ってほしい

これからお金が今まで以上に大切になってくるだろう老後を目の前に、余分なことにお金を払っている場合ではありません。
できれば、副業は資格を取得してそれを生かすとか、得意とする技術を生かせる仕事を探すなど、違うものを見つけてほしいとも思いましたが、始めたばかりでまだ成果を感じていない今は、聞く耳を持たないという様子です。
「続けていたら、収入が軌道に乗ってくる」とおっしゃいますが、私はその収入がきちんと得られる日がいつ来るのかということが気がかりです。

副業も方向性を間違えると、このようなことになる場合もあるのです。
世の中にはうまい話をしてくる人がたくさんいますが、それが実際にうまくいくという人はごくわずかしかいません。

次の面談では、娘さんも同席してくれるようなので、状況を伝え、改善できるように働きかけを続けていきますが、本人が「このままではいけない」と思わない限り、なかなか解決はしないと思います。
特にTさんのように、歳を重ね知識も経験も多い人は、他者の作ったうまい仕組みに乗ろうとするのではなく、自分が培ってきたものをしっかり生かし、会社に所属していてもしていなくても、自分の「力」で収入を得られる方法を考えていきたいものです。

 

いかにも世間一般のネットビジネスに対するイメージどおりの解釈ですね。
家計再生コンサルタントというほどにしてはお粗末な見解でしょう。

ネットビジネスのことをきちんと調べてもいない、理解してもいません。

 

カビの生えた常識をもとにしたこのようなコンサルを受ける人が可哀そうです。

 

Tさんの失敗はネットビジネスの会社選択に失敗しています。
販売型のようですね。販売型は大きくふたつのリスクを背負います。

ひとつは販売能力がないと成功しないということ。
もう一つは仕入・在庫が発生するということですね。
仕入のためにはあたりまえに資金を必要とします。

 

「半年以上経過しても一向に収入にはなっていません。」について。
ビジネスがわかっていません。ビジネスは1時間働けばいくら半年たったらいくら、
というものではないのです。

 

半年たって思ったような収入になっていないなら、PDCAのDまできたのですから次に
Cをチェックをすることです。
なぜ今の結果があるのかということを分析しなければ、
次のAへ、改善したアクションに移れません。

 

お勧めするのは、Tさんはこのネットワークビジネスには不向きですから、
もっとネットワークビジネスを学んで購買型に乗り換えることです。

◆ネットワークビジネスの選択―「販売型」と「購買型」の違い

 

 

「続けていたら、収入が軌道に乗ってくる」と言うTさん、勉強不足が滲み出ています。

甘すぎますね。努力なしでただタラタラ続けるだけで成功することはありえません。

それはネットワークビジネスに限らずどんなビジネスでもそうでしょう。

 

「中高年の副業は、自分が培ったものを生かし 自分の力で稼げる方法を探ってほしい」

コンサルタントさんの、これが極め付きの一言ではないでしょうか。

 

ここまで世の中が変わっていても、まだ労働収入しか稼ぐ方法を知らず、
自分が培ったものを生かせない人が増えている時代に、「自分の力で稼げる方法を探ってほしい」
というのがはたしてコンサルになっているのか?

はなはだ疑問ですね。失笑を禁じえません。

このような記事を1回読んだだけで、何も知らない情報弱者の一般人は鵜呑みにして、
ネットワークビジネスにダメなものという烙印を押すでしょう。

 

なにせ天下のYAHOOニュースですから。

この引用記事の「危険な副業」という表現は
一生懸命真面目に取り組んでいるネットワーカーに対して甚だ失礼です。

 

 

 

 

ネットワークビジネスは「ヒューマン・フランチャイズ」、
「ヒューマンリレーションシップビジネス」とも言います

 

 

 

 

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Copyright© 完全在宅ビジネス<オンラインMLM> , 2021 All Rights Reserved.